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Taka Hayashi タカ・ハヤシ
画家であり、イラストレーターであり、グラフィックデザイナーでもある多彩なアーティスト。
1971年横浜で生まれ、1981年アメリカに移住。そこで受けた80年代スケートボードシーンが、彼の人生とアートに大きな影響を与えた。
幼い頃から絵を描き始め、スケートボードとアートに多くの時間を費やし、そこで培われたセンスが現在の彼のスタイルのベースとなった。
彼がこれまでに携わったプロジェクトはVans Syndicate、Union LA、Stussy、Cult'sのリードシンガーIan Astburyによる新しいアパレル会社LAMFなど、その活動は多岐にわたる。
現在も多忙なスケジュールを送りながらも、彼自身のプロジェクトDestroy Your Enemy aka DxYxEを進めている。
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VAULT Sk8-Hi TH LX
Taka Hayashi
Sk8-Hiのもつ雰囲気を損なわず、タカハヤシらしいネイティブ風アレンジが加えられた変則Sk8-Hi。履いてみるとクッション性も高く、見た目だけの改造でないことに気付く。

やはりタカ・ハヤシといえばこのマーク。今回もVANSの文字はどこにも書かれていない。付属のシューズポーチにも無い。VANSの文字があるのはBOXのみだ。
最も目を引く部分のサイドのレザープロテクション。厚めの革にオーストリッチ風の型押し加工が施されている。SK8-Hiのサイドのラインもステッチワークで表現されている。また、サイドにシューリフトが付けられている。
大きな特徴のひとつのフロント部分。レザーのシューレース以外に茶色い紐が付属する。レザー・シューレースが長めにしてあるのは、使う人の程よい長さで各自で切ってもらう為だろう。
アッパーの細いヘリンボーンがクラシックな趣で渋い。ボディ上部はスェードだ。あえて色分けをせずに同色にしたのが潔い。そしてソールフロントにはおなじみのネイティブ柄が配されている。
ソールにカラーリングされている3色は全てボディで使用されているカラーだ。ボディ外観には無いまん中のイエローは、外からは見えないタンの内側がイエローの為だ。
DerbyやVelocita などのゼロベースから作った靴もいいが、ペンドルトン・コラボの時やこのSk8-Hi TH LXような公式改造スニーカー系も味わい深い。
VAULT Derby TH LX
Taka Hayashi
世にも珍しい外羽根式プレーントゥ型のVANS。このDerby TH LXを見たら誰もが、これは本当にVANSのスニーカーなのか?と思うだろう。それほど、このタカ・ハヤシデザインのVANSは独創に満ちて刺激的だ。また、実際に手に取ってみると完成度の高さに驚く。
まず一見して完全にゼロからデザインを起こしていることが分かる。VANSのロゴやVANS的デザインは何一つ無く、変わりに全体に小さな三角形のパンチングが施されている。タカ・ハヤシのアイコンだ。このトライアングル・パンチのおかげでかろうじて < タカ・ハヤシのデザイン=VANSのスニーカー > という図式が成り立つ。
全体的にはスエードのボディにヒールの付いたクレープソールとステッチダウン・ウェルトが、ウォークォーバーの名作スエードシューズの『Derby』を彷佛させる。しかし、あえて同じ品番名を付けるところが単なるマネではないというVANSの挟持とタカ・ハヤシのシャレを感じる。

尚、2010年からウォークォーバーのデザインをタカ・ハヤシと同じく靴のデザインを得意とするマーク・マックネイリーが担当していることを考えると、VANSもなかなか挑戦的だ。
本来ダービー(Derby)とは外羽根式シューズのヨーロッパ読みだ。(対して内羽根式はオックスフォードと呼ばれる。有名なKedsのチャンピオンOXなどはこの辺りも由来の一つだろう)
考えてみるとローカット・スニーカーは内羽根式が多い。やはりVANSでもメインのEra・オーセンティックなどは内羽根だ。恐らく、この靴にダービーと名付けた意味もここではないかと思う。
『Derby TH LX』はスタンダードな型番が多勢を占めるVANSの中では、制作者と同じく孤高の存在だ。恐らく、Vault以外の企画では実現不可能だったのではないだろうか。
VAULT Velocita LX
Taka Hayashi
アッパー、ライニング、シューレースに至るまで全てに上質なレザーを贅沢に使用した、タカ ハヤシ・オリジナルデザインモデル。デザインのモチーフは1960's Italian made footwear。この細部にまでこだわったディティールの全てをここで説明する事はできないが、最も特徴的な部分を紹介しよう。
タン部分の内側はベロクロでシューレースを抑え込むことができる。写真では見えないが、ベロクロを外すと中にマークが描かれている。ちなみに、左足のタンにはこのようにクロスシンボルが刻印されているが、右足のタンにはボルトロゴでVANSと刻印されている(ベロ内のマークも左右で違う)。このVelocita LXはローカットのVANSにもかかわらず、あえてハングフラッグを付けていない。つまり履いた状態だとVANSという文字が確認できるのは、唯一この右足のタン部分のみとなる。

デザインはビンテージのイタリアンサイクリングシューズをイメージさせる。靴を履く時しか目にしない所だが、かかと部分の折り込み式のヒールリフトは上げるとチャンピオンカラーがあしらわれている。
レザーのシューレースの他にもコットンをコーティングした独自のシューレースが付属する。さらにタカ ハヤシ仕様のオリジナルシューズポーチも付く。
また、ボックスはボルトラインの中でも限られた品番のみに使用される、引き出し型ハードケースのスペシャルボックス。このボックスは品番が印字されたシールが貼ってない方の側面も使用できるため、靴の箱を小物入れなどに使っている人には心憎いサービスだ。
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